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2019 カート選手権,第2ラウンド開催


『家族は私の力』カートで一つになった家族愛




12日,全羅南道霊岩郡の国際カート競技場で2019カート選手権,第2ラウンドが行われた。若い選手が多い大会だけに家族が応援に来ている場面が目についた。 幼い選手たちの夢と熱情が溶け込んでいるカート競技場で選手の家族は黙々と応援し,心の中で選手とひとつになり共にレースを戦う。 選手を見守る家族たちの姿はカートチャンピオンシップが持っているもう一つの魅力だ








カート選手権競技場で最も注目した家族はスーパーレースチャンピオンシップASA6000クラスに出場中のチャン・ヒョンジン(SEOHAN GP 장현진 )選手と彼の息子チャン・ジュンホ(ピーノカート)選手だ。
国内最高峰のレーサーであるチャン・ヒョンジンはオーダーメイド型指導でジュニアクラスに参加した息子の実力向上を支援している。今回のカート選手権も一緒に姿を現した。息子のチャン・ジュンホ選手は『父親が国内で最も高いクラスで選手として活躍している。 私も父のように段階を踏んで立派な選手になりたい』と夢を語った。 チャン・ヒョンジン選手は『国際舞台の経験も積んで私より高いクラスで競争する選手に成長できるよう力の限り支援する』と息子の夢を応援した。

子どものカートを直接整備することで夢を応援する家族もいる。 選手部に参加しているイ・サンウク(ジョンインレーシング)選手の父親イ・サンミンさんは直接息子のカートを整備している。『サンウクが他の何よりも一番やりたいと思っている。 自ら誠実に努力しながら大人に成長していく姿を見守っていきたい。周囲の助けを受けながら少しずつ整備を学んでいる。 ただ車を理解することも興味深いが週末に息子と一緒に競技場に通いながらコミュニケーションするのがとても楽しい』と話した。 イ・サンウク選手は『父の小言が嫌な時もあるが,もっと優秀な選手になれるよう支援していることが分かる。 一生懸命カートに集中できるよう支援してくれてありがとう。もっと熱心に努力してF1選手のように世界的なドライバーになる』と覚悟を決めた。








カートチャンピオンシップを経て高校生でプロチーム入団に成功したパク・ジュンソ選手(JUNFITTED RACING)も家族の支援を受けた。 パクジュンソは,昨シーズン,シニアクラスで総合準優勝を収めた後,JUNFITTED RACING入団に成功,今年はスーパーレースチャンピオンシップGT1クラスにも参加している。 『父と8年ほど一緒に競技場を回りながらカートに乗った。 あちこち歩き回りながらたくさん話し合えたし以前よりもっと仲良くなった』と父に感謝の気持ちを伝えた。父親のパク・サンヒョンさんは『ジュンソがレーシングを本当に好きで懸命にやり遂げたのが良かった』と息子を誉めた。 そして『息子の未来と希望を家族が共有し互いに心配しながら助けられる点が良い。 息子と一緒に海外の競技場で走るのが幸せ』と語った。

カートチャンピオンシップ競技場は男子選手だけではない。 選手部に参加しているアン・ヘビン(スピードパーク)は両親の信頼と応援の中で堂々と競技している女子選手だ。 彼女の母親チャン・イェジャさんは『女性にもできることを見せてほしい』と応援する。 『男子選手に比べて不足している筋力をつけるために自ら運動して鍛え努力している姿を見ると家族も一生懸命支援するようになった。娘はカート選手として活躍するためにはきちんと自己管理できないと良い成績は出せないと悟り冷静な性格になった。 週末になると,まるで家族旅行のように競技場に通い一緒に時間を過ごせるのも大きな魅力』と語った。 アン・ヘビンは『カートによって家族全員の絆が深く繋がった。 両親からの支援をいつも感謝している。必ず成功して親孝行したい』と笑った。








家族の応援が大きな力になり, 同日開かれた第2ラウンドの決勝戦でイ・サンウクは14分01秒621の記録で優勝した。 1ラウンドに続いて連続優勝だ。 イ・サンウクと同じクラスのパク・ジュンソは3位(14分10秒692)に上がった。 ジュニア部(15ラップ)ではジャン・ジュンホが11分55秒187で表彰台の頂上に上がった。 成人部(15ラップ)ではジョン・ウジュ(スピードパーク)が12分08秒458で優勝した。

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