●選手部イ・チャンウク,ジュニア部ジャン・ジュンホ,開幕2連勝で単独首位
●3ラウンドで今シーズン折り返し地点となる2019カート選手権
誰の背中も見たくない。 最も速い1人になるためのカートドライバーたちのスピード競争がまた始まる。 来る9日,坡州(パジュ)スピードパークで開かれる2019カート選手権3ラウンドの試合は,今シーズンの日程の半分に相当する。 追撃に成功しチャンピオン争いに食い入ることができるか,はたまたリードを広げ,その後のチャンピオン争いを有利に導くことができるか,今後の行方が分かれる重要な一戦になる。
大会最上位クラスの選手部では,イ・チャンウク(ジョンインレーシング)が開幕2連勝し,単独首位をマークしている。 イ・チャンウクが2連勝を通じて獲得したチャンピオンシップポイントは64点で,後を追うシン・ウジン(TeamMax.54点)とは10点差だ。 イ・チャンウクが3連勝した場合,格差はさらに大きくなり, 後を追うドライバーは残りのレースでポイントを覆すことが難しくなる。 チャンピオンシップポイントだけでなく自信がつくイ・チャンウクと,焦るライバルたちの心の距離も遠のくのは明らかだ。 ただし,2試合連続イ・チャンウクに阻まれ,2位に留まっているシン・ウジンは,開幕戦で10秒以上あった差を2ラウンドでは6秒台に縮めた。 3ラウンドでイ・チャンウクを阻止してトップに立つことができるか関心が集まっている。
ジュニア部では開幕2連勝のジャン・ジュンホ(ピノカート)が54点を獲得してジュニア部1位だ。 2位のイ・ギュホ(ピーノカート)はジャン・ジュンホと激しいバトルを繰り広げているが,ジャン・ジュンホを捕まえることができないまま,2連続2位に留まった。 これによりチャンピオンシップポイントの格差が10点に広がり,イ・ギュホが今回もジャン・ジュンホの快走を阻止できない場合,今シーズンの最終順位は現在の順位のままとなる可能性が高い。 以後の日程を考慮すれば,1位ジャン・ジュンホの立場では必ず優勝しなければならず,2位イ・ギュホの立場ではチャン・ジュンホに必ず勝たなければならない重要なレースだ。 両選手の試合記録をみると,タイム差が1秒以内で大きくない。 ベストラップタイムは2位イ・ギュホの方が速かった。 3ラウンドは激しいバトルが繰り広げられるだろう。
小学部ではポイントがそれぞれ27点で同点のイ・グァヌとソン・ハリム(ピノーカート)が1位の座をめぐって対決を繰り広げる。
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