2019年,フォーミュラカーに似た独特の外観と軽快なパフォーマンスを披露し,スーパーレースチャンピオンシップに登場したRadical Cup Koreaは今年で3シーズン目を迎える。昨シーズンまでは,最も軽いSR1(182馬力)モデルで参加していたが,今シーズンより,SR3(226馬力)とSR8(411馬力)モデルで参加し,以前よりさらに多彩な魅力を見せるものと期待される。 SR8モデルの場合,停止状態から時速100キロに達するまで,僅か2.8秒しかかからないほどの強力な出力を誇る。
昨シーズンSR1クラスでシーズン総合優勝を獲得したキム·ヒョンジュンが今年も出場する中,3年連続出場のキム·ドンヨンとチャ·ジュンホの反撃に関心が集まっている。 キム·ヒョンジュンの場合,昨シーズン総合優勝を獲得したものの優勝したレースがなく,初優勝への想いが強い。一方,優勝争いの新鋭としては,eスーパーレースの実力者キム·ヨンチャンが挙げられる。 昨年,eスポーツを通じてレースデビューしたキム·ギュミンが優勝しており,キム·ヨンチャンへの優勝の期待が高い。
Radical Cupはイギリスで生まれ,欧州や北中米、中東地域など全世界の様々な国で行われているグローバルなレースだ。 現在も尚,グローバル展開を続けている。 コロナウイルスなどの理由で開幕戦参加が難しくなったが,今シーズン、米国のアダム·ラジュール(SR3),シンガポールのゴエンフェーン(SR10)など外国国籍のドライバーも参加を予定している。 キム·ギュミン,キム·ヨンチャンの事例からも分かるように,ルーキーの登竜門として影響力を強めている。
Radical Cup Koreaは16日,京畿道龍仁市エバーランドスピードウェイで行われる開幕戦を皮切りに,今シーズン計6ラウンドのレースを繰り広げる予定だ。 どのドライバーが自分の実力とRadical Cupの魅力を発揮できるか楽しみだ。
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