2022CJ大韓通運スーパーレースチャンピオンシップSUPER6000クラスのドライバーラインナップが発表された。 韓国最上位リーグだけにハイレベルで熾烈なレースが期待される。
エントリーされたドライバーの顔ぶれは多彩だ。 年齢,性別に関係なく同等スペック(460馬力、6200cc),同一環境で繰り広げるSUPER6000クラスは,最年長者は1974年生まれ,最年少者は2002年生まれの幅広い年齢層が出場する。チーム別のラインナップは以下の通り。
◇ATLASBX MOTORSPORTS
2021年チームチャンピオンのATLASBX MOTORSPORTSは,昨年同様,2021年チャンピオンのキム·ジョンギョムと,チョ·ハンウ,チェ·ミョンギルの3人体制で連覇に挑む。 過去3度のシリーズチャンピオンに輝いたキム·ジョンギョムには,SUPER6000クラス新記録となる4度めの優勝達成となるか注目される。
◇ECSTA RACING
ライバルのECSTA RACINGは,今シーズン若い選手層で構成した。ベテランのチョン·ウィチョルがVOLLGAS MOTORSPORTSに移籍し,ノ·ドンギが入隊したことで,昨年までチーム最年少だったイ·ジョンウがチームを率いることになった。 新メンバーに,クラス最年少2002年生まれのイ·チャンジュンとイ·チャンウクが加わる。 昨シーズン,第6ラウンドで優勝し皆を驚かせたイ·チャンジュンと,GT1クラス総合2位のイ·チャンウクの合流により,どのようなレースを魅せてくれるか楽しみだ。
◇SEOHAN GP
昨シーズン総合3位のSEOHAN GPは,昨年同様の体制で挑む。 昨シーズン100回目の記念レースで優勝したチャン·ヒョンジンをはじめ,第2ラウンド,第3ラウンドで表彰台に上がったジョン·フェウォン,キム·ジュングンの安定した体制で優勝を狙う。
◇VOLLGAS MOTORSPORTS
昨シーズンまではキム·ジェヒョン一人で孤軍奮闘していたが,今シーズンから2度のシリーズチャンピオンに輝いたチョン·ウィチョルを迎え入れ二人体制となる。二人とも優勝を狙える実力者だけに,チームチャンピオン獲得も夢ではない。
◇エンペラ·レーシングチーム
2年目のシーズンを迎えるエンペラ·レーシングチームは,ベテランドライバーのファン·ジンウを電撃スカウトした。ファン·ジンウは2021年開幕戦ネクセンタイヤデビュー戦で優勝した実力者である。韓国タイヤ,クムホタイヤの「タイヤ2強」構図を崩すことができるか関心が高まる。
◇CJ LOGISTICS RACING
今シーズン再建を狙うCJ LOGISTICS RACINGは,昨シーズン第7ラウンド優勝のチェ·グァンビンが入隊し,同チームのドライビングコーチであるチョン·ヨンイルをドライバーとして迎え入れた。チョン·ヨンイルは3年ぶりのSUPER6000クラス復帰となる。チームメイトは昨年同様ムン·ソンハクとなる。
◇ASA & JUNFITTED
ASA & JUNFITTEDは,GTクラス上位者オ·ハンソルを迎え入れ,パク·ジョンジュンと共に参戦する。
◇L&K MORTORS
SUPER6000クラス唯一の女性ドライバーであるイ·ウンジョンは決定したが,残り1席は未決定であると発表された。 昨シーズン,Purple motorsportのオ·イルギ選手の進退が未決定のため,L&K MORTORSへの移籍となる可能性が高い。
CJ大韓通運スーパーレース選手権SUPER6000クラスは,4月5日のオフィシャルテストを経て,4月24日ヨンインエバーランドスピードウェイで開幕戦を迎える。
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