2022CJ大韓通運スーパーレースチャンピオンシップが開幕に先立ち,今シーズン新たに適用される中継放送について発表した。モータースポーツファンに臨場感あふれる場面をよりダイナミックに伝えられるものと注目される。
◇今シーズンよりGTクラスもテレビ生中継
注目はテレビ中継が拡大編成されたことだ。大会主管放送会社のチャンネルAは,SUPER6000クラスだけでなく,今シーズンよりGTクラスも生中継する。また,既存のtvN SHOWだけでなくIBスポーツにおいてもハイライト及び録画放送が視聴可能だ。さらに他チャンネルとも協議中の状況である。
◇SUPER6000クラスQ3進出の上位10台に車載カメラを搭載,視聴者が観たい車両を選択可能
中継画面もアップグレードされ,車載カメラは3台から10台に増設する。SUPER6000クラスQ3進出の上位10台設置され,ライブストリーミングサービスで生配信する。10台の車載カメラの映像は,視聴者が観たい車両を選択できるシステムを導入予定で,上位圏で繰り広げられる熾烈な争いを躍動感溢れる映像で観ることができる。また,サーキットのあちこちに設置されるピンカメラの増設やレーシングドローンも追加導入し,さらにダイナミックでエキサイティングなレースシーンを楽しめるようになる。
◇リアルタイム走行のデータを視覚化するテレメトリー技術を強化
昨年に引き続き,今年もリアルタイム走行データを視覚化するテレメトリー技術を強化し,ドライバーの状況をリアルに観ることができる。韓国企業3SECONDZが開発したテレメトリー技術は,レースに関する様々な情報を視聴者に伝え,注目されている。
FIA(国際自動車連盟)基準に従い,機器変更を行うことで安全性を最大限に確保し,公式記録を計測するシステムと連携して混乱を防止する。 また,車両速度やRPM(回転数)などの走行情報や,バトルを繰り広げる選手間の距離や時間差情報を提供することに加え,追い越し予想まで表示して緊張感溢れるレースを提供する。 そして今年から新たに実施する「SUPER6000 150km(耐久レース)」では,ピットストップ時間も表示する予定だ。 0.01秒を争うピットストップシーンをモータースポーツファンとともに楽しむことができる。
2022CJ大韓通運スーパーレースチャンピオンシップの模様は,YouTube,Facebook,ホームページ,NAVER/カカオTVのデジタルライブストリーミングにて全クラスの予選,決勝をリアルタイムで視聴できる。 また,OTTサービスのTvingやWavveも視聴可能だ。
2022CJ大韓通運スーパーレース選手権は,4月24日(日)ヨンインエバーランドスピードウェイで開幕する。チャンネルAとチャンネルAプラスでは,午後1時50分からのGTクラスを皮切りに,午後2時40分からのSUPER6000クラスまで生中継される。 尚,SUPER6000クラスはtvN SHOWチャンネルでも同時生中継される予定だ。
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