4月5日(火),京畿道龍仁市エバーランドスピードウェイにて,SUPER6000クラス1次公式テストが開催された。
◇20人中13人が1分53秒台の好タイム
午前1回目の走行セッションから驚異のタイムを記録した。 2021年チャンピオンのキム·ジョンギョム(ATLASBX MOTORSPORTS)は1分52秒473を記録し,自身が持つエバーランドスピードウェイ最速記録1分53秒004(2019年8R予選)を更新。 続く2回目の走行セッションでは「サーキットの紳士」の異名を持つチャン·ヒョンジン(SEOHAN GP)が1分52秒987を記録し,1分52秒台に入った。 午後3回目の走行セッションでは,キム·ジョンギョムが再び1分52秒724の好記録し,チャンピオンの底力を見せつけた。
今回の公式テストでは,参加した20人のドライバーのうち,13人が53秒台を叩き出すハイレベルな結果となった。
◇ネクセンタイヤの大躍進,韓国タイヤ,クムホタイヤと3強構図
今回の1次公式テストではネクセンタイヤの躍進が目立った。 スーパーレース参戦2年目を迎えたネクセンタイヤは,強豪のSEOHAN GPとタッグを組み本格参戦する。初回の走行セッションではTOP10のうちネクセンタイヤが3台入り,韓国タイヤ,クムホタイヤと肩を並べた。さらに,2回目の走行セッションでは,ネクセンタイヤ5台すべてがTOP10入りし,今シーズンはタイヤメーカー3強構図を形成するとみられる。
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