KOREA INTERNATIONAL CIRCUIT 5.615km 2019.06.15(Sat) 27℃ 晴れ時々曇り
金曜夜の最終便でソウルに入り,翌日は朝4時起き。早朝のKTXに乗って第3戦の開催地KOREA INTERNATIONAL CIRCUITに向かいます。
朝6時の龍山駅(ヨンサン駅)。この駅からKTXに乗ります。龍山駅は金浦空港から車で30分,ソウル駅なら車で10分の位置にあります。フリー走行前にサーキット場に入るには,龍山駅朝6時台のKTXに乗る必要があります。毎回行くたびに,フリー走行は諦めてホテルで睡眠を十分に取ってから木浦に向かおうか悩みますが,疲れた身体に鞭を打ち,サーキット場に向かいます。
龍山駅から木浦駅までの乗車時間は2時間20分。この時間を使って,KTXの中で睡眠補充します。
木浦駅に到着しました。駅前は,ハイキングなど小旅行を楽しむ年配のグループでいつもにぎやかです。木浦駅からサーキット場まではタクシーで向かいます。木浦駅からサーキット場までの所要時間は車で約20分です。
※KTXの予約方法,乗り方,龍山駅から木浦駅までの詳細については,後日「HELLO KOREA」に掲載予定です。
9:30 サーキット場に到着しました。10:15からのウォームアップに間に合いました。前回の第2戦ヨンインは暑かったのですが,今回のヨンアムは風があり爽やかな陽気でした。
10:15 ウォームアップ開始。
予選前の練習走行の結果を見てみましょう。
2分13秒台が2台,2分14秒台が4台。Q3進出は2分15秒前後になるでしょう。そして1位から10位まで全て韓国タイヤです。強いですね。
金曜日の練習走行で車を傷めたTEAM106は,ウォームアップに参加せず,この時間を使って車両調整を行なっていました。
第3戦は,予選日の一般入場を行なっていませんでした。これによりピットウォークもありませんでした。ここで少し一般客のいないグランドスタンドの様子を少し覗いてみましょう。
ピット側からグランドスタンド側に行くには,KOREA INTERNATIONAL CIRCUITのシンボルであるこの橋を渡って行きます。
橋の内部。雰囲気が良いので,ここでよくレーシングモデルが撮影します。
高さは5階建の建物と同じくらいです。エレベータが付いていますが,満員の場合は階段で上がります。階段で上がる場合,立地的に風をもろに受けるので,結構キツイです。
グランドスタンド側に到着しました。翌日の決勝の設営で業者の方々が忙しそうに準備していました。
BMWのブース。まだブース自体を建設中でした。BMWのシートもカバーが付いたままです。人がいないので,かっこいいBMWをじっくり眺めてきました。
ASAブースもホイールを並べ始めていたところで,ガランしていました。TEAM106の幕だけ飾られていました。ファンの方の撮影場所に良さそうです。
ではまた橋を渡り,ピット側に戻りましょう。
ピット側には,今回,韓国タイヤが立派な拠点を作っていました。各チームに供給するタイヤはここで準備します。
14:40 予選開始前。各チーム慌ただしく準備を始めます。
14:50 予選1開始
予選1の結果を見てみましょう。予選1通過は青のラインです。
1位〜4位が2分13秒台,5位〜13位が2分14秒台。激戦です。1位はチョ・ハンウ(ATLASBX MOTORSPORTS)
15:15 予選2開始
予選2の結果を見てみましょう。予選2通過は青のラインです。
1位〜5位が2分13秒台,予選通過ラインの10位のタイムは2分14秒384。予選1よりさらにタイムが上がりました。1位は予選1に続き,チョ・ハンウ(ATLASBX MOTORSPORTS),好調です。
クムホタイヤの最上位は7位井出有治(ECSTA RACING TEAM) 。予選2を通過した10台のうち,クムホタイヤは井出選手1台のみです。
柳田真孝(ATLASBX MOTORSPORTS),リュ・シウォン(TEAM106)は,タイムが伸びず予選2で終了しました。
15:40 予選3開始
予選時間は十分残っているにもかかわらず早々にピットに戻ってきたチョ・ハンウ監督(ATLASBX MOTORSPORTS)。 タイムは2分13秒201 。速い。ピットに戻るとエンジニア達とがっちり握手。
チームメイトのキム・ジョンキョムもピットに戻ってくると,チョ・ハンウ監督のポールポジションを確信したのか,抱き合う場面もありました。
それでは,予選3の結果を見てみましょう。
チョ・ハンウ監督は予選1,予選2,予選3,全ての予選で1位通過となり,ポールポジションを獲得しました。2位,3位にはSEOHAN GPの2台が入りました。
決勝に続きます。
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