11月2日,今季3回目のオフィシャルテストが 京畿道龍仁市エバーランド·スピードウェイにて行われる。今年最後の公式練習はシーズン総合成績につながる重要な位置付けだ。
シーズン序盤の主導権はATLASBX MOTORSPORTSが握った。 第1ラウンドのキム・ジョンギョムの優勝に続き,第2ラウンドもチェ・ミョンギルが優勝し,ドライバーチャンピオンシップ順位はもちろん,チームチャンピオンシップポイントもリードした。 ドライバー順位では,キム・ジョンギョムが1位(84点),チェ·ミョンギルが2位(79点)につけている。 ATLASBXのチーム順位も1位(171点)となり,4シーズン連続のダブルタイトルを狙う。 さらに,キム・ジェヒョン(VOLLGAS MOTORSPORTS)が3ラウンドで優勝し,韓国タイヤ勢の好調が続いた。
しかし,4ラウンドを起点に流れが変わり始める。 4ラウンドでは,クムホタイヤを使用するJUNFITTED RACINGのファン·ジンウが優勝し,5ラウンドと6ラウンドでは,ECSTA RACINGが2ラウンド連続優勝。 チョン・ウィチョルの順位は3位(78点)に跳ね上がり首位に迫る。 またチーム順位2位のECSTA RACINGのポイントは145点まで上がり,ATLASBX MOTORSPORTSとの差を26点差まで縮め,首位を覆す可能性もある。
首位争いが熾烈になる中,エバーランド·スピードウェイで行われるSUPER6000クラスの今シーズン最終オフィシャルテストは,最終戦に向けた最後の確認の場となる。オフィシャルテスト終了後,11月28日と29日,エバーランドスピードウェイで開催される7ラウンドと8ラウンド(最終戦)は,ドライバーチャンピオンとチームチャンピオンが決まるレースであるだけに迫力ある競技が期待される。
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