SUPER FORMULA LIGHTS

SUPER FORMULA LIGHTS 第5大会ダイジェスト 宮田莉朋 2020シリーズチャンピオンを獲得


写真提供:SFL Association
SUPER FORMULA LIGHTS 第5大会ダイジェスト
3レース制(第12戦,第13戦,第14戦)
開催地:鈴鹿サーキット(5.807㎞)




SUPER FORMULA LIGHTS 第12戦




開催日時:12月5日(土) 15:24:02 – 15:46:18
天候:晴れ
コース:ドライ
周回数:12




ポールポジションは阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX),今シーズン3度目のポールポジションとなる。2番グリッドはポイントリーダーの宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S 320),3番グリッドは河野駿佑(RS FINE K&N 320)。宮田VS阪口のフロントロー対決は今シーズン9回目となる。阪口はニュータイヤ,宮田はユーズドタイヤを選択。予選3位の小高一斗(カローラ中京 Kuo TOM’S 320)と予選6位の名取鉄平(TODA FIGHTEX)はエンジン交換により5グリッドダウンのスタートとなった。








決勝レーススタート。宮田はインから好スタートを切る。阪口はアウトから宮田を牽制しマシンを大きく寄せるが,宮田が粘り勝ちホールショットを奪う。この隙に河野が2番手に上がり,阪口は3番手でS字に入る。11番グリッドからスタートした名取はオープニングラップで6番手までジャンプアップする。




レース中盤,トップを走る宮田は終始1分51秒前半の早いペースを維持し快走を続ける。6周目,河野に抑えこまれていた阪口はシケインで河野を捉え2番手に上がる。








ファイナルラップ,宮田は1分50秒714のファステストラップを叩き出し,2番手に11秒差をつけて今シーズン9勝目を飾る。阪口は2番手でチェッカーを受けるが,スタート時の行為が幅寄せと判定され,競技結果に30 秒加算のペナルティが下され8位となる。これにより阪口はポールポジションの1ポイントのみ獲得するにとどまり,宮田とのシリーズポイント差は35ポイントまで広がった。まさにスタートで明暗を分けるレースとなった。マスタークラスはDRAGON(TEAM DRAGON SFL)が8連勝を飾った。








SUPER FORMULA LIGHTS 第13戦




開催日時:12月6日(日) 8:29:20 – 8:51:36
天候:晴れ 
コース:ドライ
周回数:12




ポールポジションは2戦連続ポールポジションの阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX),今シーズン4度目のポールスタートとなる。2番グリッドはシリーズチャンピオン王手の宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S 320),宮田はこの第13戦で優勝するとシリーズチャンピオンが決定する。3番グリッドは小高一斗(カローラ中京 Kuo TOM’S 320),4番グリッドは河野駿佑(RS FINE K&N 320),5番グリッドは名取鉄平(TODA FIGHTEX)でスタートする。
















決勝レーススタート。阪口が好スタートを切る。2番手に小高が上がり,宮田は3番手に下がる。オープニングラップ,ルッカ・アレン(Albirex-RT)がS字でコースアウトしリタイヤとなる。5周目には今田信宏(JMS RACING with B-MAX)も逆バンクでスピンしリタイヤとなった。一方,宮田は1分50秒771 でファステストラップを叩き出す。








レース中盤の6周目,2位の小高を追っていた宮田がデグナーでバランスを崩しコースアウト。まさかのリタイヤとなる。宮田のリタイヤにより後続にいた河野,名取の3番手争いが激しくなる。








結局,スタートから快走を続けた阪口がポールトゥウィンで優勝し今シーズン4勝目。2位は小高,3位は名取が入った。マスタークラスはDRAGON(TEAM DRAGON SFL)が9連勝,早々とシリーズチャンピオンを獲得した。リタイヤした宮田はファステストラップの1ポイントしか獲得できず,阪口のポイント差は10 ポイント縮まり25ポイントとなった。宮田のシリーズチャンピオン決定は第14戦以降に持ち越される。
















SUPER FORMULA LIGHTS 第14戦




開催日時:12月6日(日) 15:19:20 – 15:52:34
天候:晴れ 
コース:ドライ
周回数:17




第14戦のスターティンググリッドは第12戦の決勝結果となる。ポールポジションはシリーズチャンピオン王手の宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S 320)。9回目のポールポジションとなる。2番グリッドは河野駿佑(RS FINE K&N 320),3番グリッドは小高一斗(カローラ中京 Kuo TOM’S 320),阪口晴南(Buzz Racing with B-MAX)は8番グリッドからのスタートとなった。




決勝レーススタート。宮田がホールショットを奪う。オープニングラップを終了して,トップは宮田,2番手に小高が上がり,3番手に河野,阪口も7番手に上がる。








4周目,入山翔(Albirex-RT)が2コーナーでコースアウト。これによりセーフティーカー(SC)が投入される。トップを走る宮田から3番手までのタイム差は8秒あったが,SC投入により縮まることになった。








6周目,リスタート。宮田はスタートから1分51秒前半の好タイムを維持しトップを守る。7周目には1分51秒475のファステストラップを記録し,2位小高に3秒以上の差をつける。一方,阪口はリスタート後に名取鉄平(TODA FIGHTEX)を捕え4番手に浮上し,さらに8周目には3番手まで上がる。その後方では,河野と名取の激しい4番手争いが繰り広げられいた。








レース終盤,2番手の小高に,3番手の阪口が襲いかかる。S字で抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げ,ついに阪口が2位に上がる。




結局,トップを走る宮田は,2位に6秒255の差をつけ,ポールトゥウィンで優勝。今シーズン10 勝目を達成し,シリーズチャンピオンを獲得した。2位には8番グリッドから脅威の追い上げを見せた阪口,3位には小高が入った。








マスタークラスはDRAGON(TEAM DRAGON SFL)が10連勝,今シーズン12勝目を飾った。また,カローラ中京 Kuo TEAM TOM’Sがチームチャンピオンを獲得,株式会社トムスがエンジンチューナーのタイトルを獲得した。









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