「2020 CJ大韓通運スーパーレースチャンピオンシップ」第2ラウンドが21日,全羅南道霊岩郡(チョルラナムド・ヨンアムグン)のコリアインターナショナルサーキット(KIC)で行われた。 20日に行われた開幕戦を無事に終えた翌日,続くシーズン2戦目のレースとなる。 新型コロナにより約2ヵ月間,開幕日程を延期しなければならなかったスーパーレース選手権が戻ってきた。
新型コロナによるストレスを吐き出すかのように,ドライバー達は思いきりサーキットを疾走した。 厳しい状況の中でレースに出場すると,疾走本能を惜しみなく発揮した。 2日連続でスーパー6000クラスの決勝レースを行うことに,チャン・ヒョンジン(Seohan GP)は,「蓄積したストレスを吐き出した」と感想を述べた。
大会最上位のスーパー6000クラス決勝では,3年ぶりに国内舞台でレースを繰り広げたチェ・ミョンギル(ATLASBX MOTORSPORTS)が40分53秒129の記録でKIC(5.615km)18ラップを疾走し優勝の栄光を手にした。 スーパーレース選手権では2016年7月,GT1クラスで優勝してから4年ぶりの優勝であり,スーパー6000クラスでは初優勝となる。 チェ・ミョンギルの後ろでは数回にわたる1位争いの末,ノ・ドンギ(ECSTA RACING)40分54秒734)が2位につけた。 最後まで厳しい戦いを強いられたチャン・ヒョンジン(Seohan GP.41分19秒290)は3位でフィニッシュした。
YouTubeやFacebookなど多様なオンラインチャンネルを通じて生中継したスーパーレースチャンピオンシップは,臨場感溢れるモータースポーツの現場を伝え,無観客開催によるファンの寂しい気持ちを軽減した。 新型コロナによるリスクはあったが,参加者や大会運営スタッフ,メディア関係者など,すべての人々が積極的に感染予防を遵守し,安全で健康な大会となった。
本格的なモータースポーツシーズンの開幕を告げた2020CJ大韓通運スーパーレース選手権は,次回,会場を移して来る7月4日と5日,京畿道龍仁市のエバーランドスピードウェイで3ラウンドの日程を続ける。
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