◇GTクラス激戦化,決勝レース出場枠を超えたエントリー,予選落ちもあり
◇テレメトリー技術を駆使し,臨場感溢れた映像を提供
今月16日,京畿道龍仁市エバーランド·スピードウェイにおいて,2021CJ大韓通運スーパーレースチャンピオンシップの開幕戦が行われる。 開幕戦には107台がエントリーし,史上最大規模の大会となった。
その中でもクムホGTクラスの激戦化は目を見張るものがある。今シーズン,GT1クラス,GT2クラス,計45台がエントリーし,過去最高の出場台数となった。 しかしながら,エバーランド·スピードウェイの場合,サーキット場の規模による制約から,最大38台のみ決勝レースのスターティンググリッドに並ぶことができる。つまり,予選で上位38台までに入れない場合,決勝レースに進出することができない。
GTクラスに参加するドライバーも多様化し,興味深いストーリーが生まれるものと期待される。今シーズン, GT1クラスには,一昨年までSUPER6000クラスに参戦していたリュ·シウォン(TEAM106)監督をはじめ,昨シーズンGT1クラス総合2位のハン·ミングヮン(BEAT R&D),スーパーレースチャンピオンシップに初挑戦するヤン·サングク(ドラママイダスレーシング)など芸能人ドライバーたちの華麗な顔ぶれが並ぶ。 また昨年,GT2クラスのチャンピオンになったパク·ドンソプ(ウィズモータースポーツ),eスーパーレースで実力を披露したキム·ギュミンとキム·ヨンチャン(マイダスレーシングDCT)もGT1クラスに参戦することになり,ファンの関心を集めている。
2021シーズン開幕戦はコロナウィルス拡散防止のため無観客で行われる。 レース場で観覧できない状況だけに,生中継はレース状況をより簡単に理解できる情報が付加される。
昨シーズンまでは,サーキット上を走っているドライバー順位は周回ごとに更新されたが,今シーズンはテレメトリー技術を活用し,周回を待たずにリアルタイムで更新される。 これに加えて,バトルを繰り広げているドライバー間の距離差と速度比較、予想ラップタイム,順位なども表示され,順位争いをより速く,簡単に確認できる。 バトルの瞬間はレーシングドローンを活用したスピード感ある中継映像でさらに迫力溢れる映像が楽しめる予定だ。
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