◇ 2021 CJ大韓通運スーパーレース選手権開幕戦、5月16日エバーランドスピードウェイで開催
◇SUPER6000クラス優勝,ファン·ジヌ(JUNFITTED RACING)
◇GT1クラス優勝,初挑戦の「スーパールーキー」イ·チャンウク(Purple motorsport)
朝から激しい雨が降り続くレースとなった。 16日,京畿道龍仁市エバーランド·スピードウェイ(4.346キロ)で行われた2021CJ大韓通運スーパーレース選手権シーズン開幕戦SUPER6000クラスにおいて,ファン·ジヌ(JUNFITTED RACING)が46分54秒387(21Lap)の記録で優勝し,雨の激闘を制した。
決勝グリッドのポールポジションはノドンギ,2番グリッドには昨シーズンのチャンピオン,チョン·ウィチョルが並び,ECSTA RACINGがフロントローを独占した。 3番グリッドからスタートしたファン·ジヌは,激しく降る雨の中,レース序盤から果敢に攻める。レース中盤,雨で滑るチョン·ウィチョルの隙を逃さず先頭に躍り出ると,その後も 自身のペースを守り,2番手以降の差を徐々に広げ,そのままチェッカーフラグを受けた。ファン·ジヌの優勝により,ネクセンタイヤはSUPER6000クラスデビュー戦で初優勝を飾る快挙を成し遂げた。2位はチョン·ウィチョル,3位は2002年生まれ,弱冠20歳のドライバー,イ·チャンジュン(LOAR RACING)が入り,初めてポディウムに上がった。 授賞式ではシャンパンのふたを開けることができず,ファン·ジヌが代わりに開ける微笑ましいハプニングも起きた。
クムホGT1クラスも2002年生まれのイ·チャンウク(Purple motorsport)が40分56秒128(17Lap)で優勝し周囲を驚かせた。2位のパク·ギュスン(ブランニューレーシング)との熾烈な攻防戦は手に汗を握る迫力を与えた。 イ·チャンウクはカートチャンピオンの経歴を持ち,昨年,Radical Cup Asiaに出場するなど,着実に段階を経た次世代レーサーだ。今回のGTクラス初レース初優勝の成果は将来を大いに期待される。
初開催となったキャデラックCT4クラスは,参加者12人によるタイムトライアル方式で行われた。キム·ムンス(ドリームレーサー)が2分39秒262の最速タイムを記録し,キャデラックCT4クラスの初代チャンピオンを獲得した。
Radical Cup Asiaは,キム·ドンヨン(ユーロモータースポーツ)が29分15秒805(11Lap)で完走し、SR1クラスの優勝を獲得した。
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