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2019 CJ大韓通運スーパーレースチャンピオンシップ,エバーランドスピードウェイでオフィシャルテスト開催


●2019 CJ大韓通運スーパーレースチャンピオンシップ,エバーランドスピードウェイでオフィシャルテスト開催

●ASA6000クラス,GTクラス,レディカルカップアジア 開幕直前の車両点検,実戦感覚調整

1秒以内に4チーム5選手。4月27~28日開幕戦に期待高まる








本番さながらのオフィシャルテストだった。京畿道龍仁市エバーランドスピードウェイで9日行われたオフィシャルテストに参加した選手達はアグレッシブな走行を披露した。 車両状態の確認と,選手の実戦感覚を引き上げる目的のオフィシャルテストだが,今シーズンのレース構想を企てるチャンスでもある。




スーパーレースチャンピオンシップの最上位クラスASA6000は,オフィシャルテストを通じて薄氷の勝負を予告した。 計4回行われた練習走行は選手間のタイム差があまりなく,開幕戦の優勝予測は難しい状況だ。 昨年チャンピオンのキムジョンギョム(ATLASBX)は今年も好調をアピールし1分53秒台の記録を二度も叩き出し最速ドライバーの名乗りを上げた。 しかし,ライバルたちの記録も手強く,キム•ジョンギョムの圧倒的優位を論じるのはまだ早い。




混戦の開幕戦を予感したのは3回目の走行だ。 キムジョンギョムが1分53秒877の最速ラップを記録した後,チョハンウ(ATLASBX,1分54秒493),井出有治(ECSTA,1分54秒765),ファンジンウ(CJロジスティック,1分54秒849),キムドンウン(第一製糖, 1分54秒877)と続いた。 1位キムジョンギョムと5位キムドンウンの差は僅か1秒に過ぎず,決勝レースなら誰が優勝してもおかしくない。 また1秒以内に4チーム入っており,チーム格差がないことが分かる。








また昨年エバーランドスピードウェイ公式競技の最速記録が1分55秒台だったことを振り返れば,今年は全体的にレベルが上がり開幕戦から激しいバトルが繰り広げられるものと期待される。今後はオフィシャルテストで収集した情報をもとに,残り時間をどのように過ごすのか重要な課題となった。




スーパーレースチャンピオンシップ組織委員会は,昨年から過度な競争を防止し,チーム間格差を無くす目的で公式練習制度を導入した。 開幕前の練習走行は今回のオフィシャルテストだけのため,ほとんどの選手が積極的にテストに参加した。








2019CJ大韓通運スーパーレースチャンピオンシップ開幕戦は4月27日と28日,エバーランドスピードウェイで開催される。

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