◇サムスン火災6000クラスデビュー2年目で初優勝
◇CJロジスティックス·レーシング,2016年スーパーレース選手権第4戦以来,5年ぶりのチーム優勝
CJロジスティックス·レーシングのチェ·グァンビンは,6000クラス2年目にして初優勝を飾った。 チェ·グァンビンは20日,コリアインターナショナルサーキットで行われた「2021CJ大韓通運スーパーレース選手権」サムスン火災6000クラス第7戦をポール·トゥ·ウィンのパーフェクトレースで優勝を飾った。
ポールポジションでスタートしたチェ·グァンビンは,後続に3秒以上の差をつけ首位を独走していたが,レース中盤,イエローフラグでセーフティカーが投入されると後続との距離が縮まり緊張する場面もあった。 だが,最後まで集中力を切らすことなく首位を守り,先頭でチェッカーフラグを受けた。この初勝利は,CJロジスティックス·レーシングにとっても5年ぶりの優勝となり,長い間待たされた末の貴重な勝利となり歓喜に包まれた。
レースを終えたチェ·グァンビンは「名門チームのルーキーの地位を確立するのは簡単ではなかった。 2年もの間,私を育ててくれたイ·ジョンウン監督と全てのチームメンバーに感謝する。」と述べた。今回の優勝によって最終戦はハンディキャップウェイト80kgで出場するが,最後まで悔いなく最善を尽くして走る覚悟も明かした。
チェ·グァンビンに続き,チェ·ミョンギル(ATLASBX MOTORSPORTS)が2位、キム·ジェヒョン(VOLLGAS MOTORSPORTS)が3位に入った。
「2021CJ大韓通運スーパーレース選手権」は残すところ最終戦のみとなり,ドライバーポイント順位が興味深い。これまで単独首位を維持していたキム·ジョンギョム(ATLASBX MOTORSPORTS)に,ノ·ドンギ(ECSTA RACING),チェ·ミョンギルが追いつき,3選手が84点の首位タイに並んだ。最終戦のハンディキャップは,ノ·ドンギ20kg,チェ·ミョンギル40kg,キム·ジョンギョムなしの状態で臨む。 もはやチャンピオンを予測できない息詰まる緊張感が流れる最終戦となった。
この記事へのコメントはありません。