●ASA 6000クラス,チョハンウ「ポール・トゥ・ウィン」今季初勝利
●波乱のレース,接触事故が相次ぎ発生
最初から最後まで首位を譲らなかった完璧なレースだった。チョ・ハンウ(ATLASBX MOTORSPORTS)がシーズン初勝利で歓呼した。チョハンウは16日霊岩郡コリア・インターナショナル・サーキット( KIC.5.615km)で開かれた2019 CJ大韓通運スーパーレース・チャンピオンシップ・3ラウンドASA 6000クラス決勝(18ラップ)で47分24秒276の記録で優勝した。2位はジャン・ヒョンジン(SEOHAN GP)47分28秒727,3位はキム・ジョンギョム(ATLASBX MOTORSPORTS)が47分39秒923となった。
ローリングスタート直後,事故が相次いだ。リュ・シウォン(TEAM106)とファン・ジンウ(CJロジスティックスレーシング)が接触し,リュ・シウォンが壁に激突してリタイヤとなった。直線区間につながる最初のコーナーを回りながら,クォン・ジェイン(ONE RACING)がトラックを突き抜け防護壁に衝突,パク・チョンジュン(JUNFITTED)とオ・イルギ(ENM)も接触するなど波乱のレースとなった。
SC投入により車間距離が狭まるため,レース再開時にトップの座を奪われることがある。だが,チョ・ハンウはライバルの追い越しを許さなかった。ラップタイムを縮めながら追撃を振り切って首位を疾走し,後方で繰り広げられるバトルや事故の影響を全く受けなかった。中盤では順位争いが激しく行われ,3位を狙っていたキム・ジェヒョン(VOLLGAS RACING)が接触によるタイヤトラブルで戦線離脱,キム・ミンサン(TEAM HOOKS)もコースを外れストップするなど事故が続いた。しかし,チョ・ハンウに影響を及ぼすことなく「ポールトゥーウィン」で今季初優勝となった。
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